母親の悲痛な願い・・・
2011年11月2日 9:29
こんにちは。グリーンハンド結婚相談所 沖野です。
先日お問合せの電話が掛かってきました。
電話に出た途端・・・
お名前・住所・電話番号を名乗られてびっくりしたのですが、
その声はかすれてとても聞き取りにくいものでした。
ご病気をされて体調が悪いそうです。
54才の息子さんをご自分が生きている間に結婚させて上げたいと言う
母親からのお電話でした。
お金も私が払いますからどうか良い方をお世話頂きたいと必死のご様子でした。
息子さんは、○○大学を卒業されて一流企業の○○○に一回も転職されず
真面目にお勤めになっているとの事。
背も高く年は取りましたが顔もハンサムとのお話でした。
お住いも新宿の事務所より電車で一駅の便利な所に広いお家にお住いのようです。
でも結婚が決まり同居は難しいようでしたらアパートも持っているので
そこへ住めばよいので心配は要りません・・との事。
しかし 私共にとりましては ご本人が結婚したいと思っているかどうかが一番の問題です。
その事を確認致しました所、この頃は少しはその気がある様だと思われるそうです。
一度ご本人に確認させて頂きたいのでお電話させて頂く事になりました。
夜も決まった時間にきちんとお帰りになるそうですので、
その日の8時前後にお電話をさせて頂くお約束をいたしました。
その日の8時前にお電話をしましたらすぐお母様が出られました。
息子さんが帰ってきてすぐお話したようです。
私からお電話が掛かってくることを・・・。
そうしましたら烈火の如くお怒りになって、”よけいな事するな”としかられたそうです。
お母様は、”ダメでした。お手数お掛け致しましてすみませんでした”と本当に力なく
かすれた声で謝ってくれました。
又 気持ちが治まった頃に話して見ますと・・・
かすかな望みをこれからに繋げたのでしょうか?
お母様に慰めの言葉がやっとでした。
親の気持ちはなかなか分かってもらえないのですね。
親が子供を思う気持ちは永遠の片思い・・・本当にそうですね。
あらためてつくづく思いました。
大分前ですが、読売新聞の編集手帳というコラムの下記広告文に
感動し涙をこらえた方も多かったのではないでしょうか!
親が子を思う情はいつの世にも“永遠の片思い”であるという。
片思いに答えられる頃には親はいない。
墓前にたたずめば人は誰もが、
“ばかやろう”となじってもらいたい親不孝な息子であり、娘であろう。
結婚活動をしてみようとお思いの方は一度、無料相談にお越しください。
グリーンハンド結婚相談所 沖野